SSブログ
<宇宙ニュース> ブログトップ
前の10件 | -

はやぶさが採取した微粒子にクレーターが [<宇宙ニュース>]


 イトカワからはやぶさが採取した微粒子には小さなクレーターがあるそうです[わーい(嬉しい顔)]
 宇宙を飛び交う微粒子の動きがよくわかる発見なのだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から地球に持ち帰った微粒子の表面に、直径1万分の1ミリほどのクレーター(くぼみ)があるのが見つかった。分析した岡山大学地球物質科学研究センター(鳥取県三朝〈みささ〉町)は「人類が確認できた最も小さいクレーターではないか」としている。

 大きさ0.04~0.1ミリほどの微粒子を電子顕微鏡で分析した。クレーターのふちはドーナツのような形に盛り上がっていて、宇宙空間を飛び交う10万分の1ミリ程度の粒子が、秒速数十キロの超高速でぶつかってできたらしい。周囲には、粒子の衝突で溶けて張りついたとみられるガラス質の破片もあった。

 センターの中村栄三教授(地球化学)は「イトカワは大気の影響がないので、宇宙を飛び交う粒子の影響がそのまま確認できた」と話す。分析結果は米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される。(西村圭史)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 少しずつ、はやぶさが持ち帰ってきた微粒子の様子があきらかになってきました。



レゴ クーソー はやぶさ 21101


タグ:宇宙 日本

共通テーマ:趣味・カルチャー

大型化する2つの黒点、NASA [<宇宙ニュース>]


 太陽に大きな黒点が2個できており、地球方面に爆発を起こす可能性があるそうです。
 黒点は太陽の磁場の影響により発生します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 米航空宇宙局(NASA)は12日、太陽観測衛星「SDO(Solar Dynamics Observatory)」がとらえた太陽の2つの黒点の画像を公開した。

 2つの黒点は過去数日で2倍ほどに大きくなっており、地球の方向に向けて大規模な爆発を起こす可能性が出てきている。(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 大きな黒点は日蝕時などには地球からも見ることができ、その黒点が太陽にカラスなどが住んでいるという伝説のもとになったそうです。金烏や八咫烏に見立てられたようです。


 NASAの黒点映像 (http://sohowww.nascom.nasa.gov/sunspots/) 英語
 SWC宇宙天気情報センター 黒点情報(http://swc.nict.go.jp/sunspot/





NHKサイエンスZERO 太陽活動の謎 (NHKサイエンスZERO)



タグ:宇宙 太陽 NASA

共通テーマ:趣味・カルチャー

生命存在の可能性がある系外惑星GJ 667Cc発見、4個目 M型わい星のそばで [<宇宙ニュース>]


 ハビタブル・ゾーン(生命生存可能領域)にある惑星がまた見つかったようです。生命が存在できる可能性のある岩石質の惑星は4個目で、GJ 667Ccと名づけられました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 国際天文学者チームは2日、地球から約22光年の位置に、生命が存在できる可能性のある岩石質の太陽系外惑星を新たに発見し、「GJ 667Cc」と命名したと、英学術誌「Astrophysical Journal Letters」に発表した。

 岩石質でハビタブル・ゾーン(生命生存可能領域)にあることが確認された惑星は、地球から約20光年離れた「グリーゼ581d(Gliese 581d)」、約36光年離れた「HD 85512 b」、約600光年離れた「ケプラー22b(Kepler-22b)」に次いで4個目。

 チームは、M型わい星で熱量が太陽よりはるかに少ない恒星「GJ 667C」について、欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)で収集したデータを分析した。

 すると、この星の近くを公転している惑星は少なくとも3個あり、うち1個は距離的に、主星が発する光とエネルギーの吸収量および表面温度が地球と同程度で、水も保持されている可能性があることが明らかになった。公転周期は28.15日。質量は地球の少なくとも4.5倍だという。

■定説を覆す発見

 一部の専門家は、M型わい星は生命維持が可能な惑星を持つことができないと考えてきた。M型わい星はとても暗く、活発な太陽フレア活動が、付近の惑星にとっては致命的な太陽放射となりかねないためだ。  GJ 667Cはさらに、地球型惑星の構成要素である鉄、炭素、ケイ素など、ヘリウムより重い元素が太陽よりもはるかに少ない。  以上にもかかわらず、生命が存在できるかもしれない惑星が見つかったことは、天文学者らを興奮させている。
 論文の共同執筆者、米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California at Santa Cruz)のスティーブン・ボーグト(Steven Vogt)教授(天文学・天文物理学)は次のように述べた。「M型わい星は惑星を持つこと自体、ほとんどありえないと考えられてきた。だが、われわれの銀河系では最もありふれている金属が少ないタイプの恒星のすぐ近くに、惑星はいくつも存在していた。GJ 667Ccの発見は、われわれの銀河には生命が存在できる岩石質の惑星が数十億個ほどひしめき合っている可能性を示している」(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ちなみに生命とは言っても、バクテリアも生命体として数えられます。その場合はその場合で、進化ではなく、生命自体の起源の発見につながるかもしれません。
 地球以外に引越しをする日も何百年後かわかりませんがいずれくるかもしれませんね[わーい(嬉しい顔)]





レゴ クーソー はやぶさ 21101


タグ:宇宙

共通テーマ:趣味・カルチャー

ノルウェーのオーロラ [<宇宙ニュース>]


 磁気嵐の影響で、鮮やかな大規模なオーロラが観測されたようです[メール]
 綺麗です[るんるん]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノルウェー北部トロムソ(Tromsoe)近郊で24日夜、鮮やかなオーロラが観測された。(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道でオーロラ見えるかも! 太陽で大規模なフレアのため磁気嵐到来 [<宇宙ニュース>]


 太陽の表面で大規模な爆発が起こるフレアによるコロナ質量放出(CME)の影響で、電波などが影響を受ける磁気嵐が地球に到達します。秒速2000キロというスピードで、38時間で太陽から地球に到達しました。
 地球の磁場の影響で、磁気嵐は極地に集まりやすいため、飛行機などは、高周波無線通信に影響が出ないよう北極圏を通る航路を避けて通ることになっています。
 磁気の強さは5段階レベルで、2~3(中程度)です。
 2005年以来の強い磁気嵐なようです。
 一般的に使われるレベルのGPSにはほぼ支障はないと言われています。
 また、送電線に強い電流が生じる電圧異常ことによって、停電などを引き起こす場合がありますが、大半は、一般家庭に送電する段階で、電力会社側で処理できるようです。
 高度で精密な無線機器に影響がある一方、磁気嵐により、普段では見えない緯度でも、オーロラが観測できるようで、ノルウェーの北部やイギリスではオーロラが観測されたそうです。日本では、北海道でオーロラが運がよければ(?)見ることができる可能性があるそうです。
 太陽の活動は、太陽活動周期11年のピークにあたる2013年まで活発になるとされています。ただし、太陽上のCMEのすべてが地球に到達するのではなく、たまたま地球面でフレアが起こった場合のみ到達する可能性があるそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 太陽で23日昼過ぎ、比較的大規模の爆発があり、放出された高エネルギー粒子が地球に向かっている。米気象衛星は2005年以来の規模の放射線を観測した。名古屋大の上出洋介名誉教授は「地球の磁気が大きく乱される大磁気嵐になりそうだ」と話す。条件が整えば25~26日に北海道でオーロラが見えるという。

 太陽ではここ数日、爆発現象が相次ぎ、カナダなどでオーロラが活発化していた。米海洋大気局(NOAA)の衛星は25日未明、粒子のかたまりが地球の近くに到達し始めたのを観測した。影響は数日続くという。過去には人工衛星がダメージを受けたり、カナダで大規模な停電が起こったりしたこともある。

 鹿児島高専の篠原学教授らによると、今回放出された粒子はエネルギーが高い。計器の一部に不具合が生じて観測できなくなっている衛星もあるという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士たちには、この時期嵐による対策は特に必要ないとされています。 高度な無線機器には影響があるようですが、地球上の人体にはほぼ影響がないようです。
 また、今回は影響を受けやすいのは、北半球の緯度の高い地域ではないかとされています。
 日本で一般的に関係がありそうなものは、イギリスとだいたい緯度が同じくらいの北海道でオーロラが見えるかもしれない! または、もしかしたら停電が起きるかも? かなと思います。
 磁気嵐の強い影響は、1~2日くらい続くそうです。


 ナショナルジオグフラフィックニュース: 太陽嵐、8年ぶりの規模で地球に到達(http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120125002&expand&source=gnews
 ウォールストリートジャーナル: 05年以来の強力な太陽嵐が地球を襲う(http://jp.wsj.com/Life-Style/node_379983
 NICT宇宙天気情報センター (http://swc.nict.go.jp/contents/





共通テーマ:趣味・カルチャー

らせん状星雲NGC 7293 [<宇宙ニュース>]


 チリの天文台からの赤外画像です。らせん状星雲NGC 7293です。
 NGC 7293はみずがめ座にあります[わーい(嬉しい顔)]
 地球から650光年の距離にあり、見かけは満月の半分くらいの大きさだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 19日に公開された、らせん状星雲(NGC 7293)の画像。左の赤外画像はチリのパラナル観測所(Paranal Observatory)にある近赤外線望遠鏡「VISTA」が、右の可視画像は同国ラ・シーヤ天文台(La Silla Observatory)のMPG/ESO2.2m望遠鏡が、それぞれ撮影した。

 NGC 7293は惑星状星雲にも分類され、地球から700光年の距離にある。赤外画像では、らせん状の冷たい星雲ガスのほか、背景にひしめいている星や銀河がくっきりと立ち現れている。(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


参照
AstroArt色鮮やかな宇宙のらせん 惑星状星雲NGC7293(http://www.astroarts.co.jp/news/2003/05/15helix/index-j.shtml



共通テーマ:趣味・カルチャー

モロッコに火星隕石が落下、目撃は50年ぶり [<宇宙ニュース>]


 モロッコに火星の隕石が落下しました。遊牧民が落下を目撃し、追いかけたそうです[わーい(嬉しい顔)]
 この隕石は火星から地球に落下してくるまで、数千年から数百万年かかったのではないかと思われます。この隕石に閉じこめられた大気は、火星を研究するうえでも重要な手がかりとなるそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 国際隕石学会(Meteoritical Society)は17日の会報で、昨年7月18日、モロッコに極めて珍しい火星の隕石が落下していたことを明らかにした。

 モロッコ南部タタ(Tata)の東にあるドラア谷(Oued Draa)では、同日午前2時ごろに火の玉が目撃された。ある目撃談によると、最初は黄色だった玉は、緑色に光り輝いたあと、2つに割れた。2回の衝撃音が谷中に響いたという。

 遊牧民らはこの玉の追跡を始め、10月までに、タタの東南東50キロの地点で重さ7キロの隕石の破片を複数発見。すぐさま取引業者に売り飛ばした。これを、各地の博物館が1グラムあたり500~1000ドル(約3万8000~7万7000円)であわてて購入。同学会の専門家チームが分析し、火星の隕石であることを確認したという。

 なお、隕石の価格は金価格の10~20倍だ。

 地球上ではこれまでに100個程度の火星隕石が見つかっているが、落下が目撃されたのは、今回で5例目に過ぎない。前回は1962年にナイジェリアで目撃されている。

■なぜ地球に落下したか

 専門家チームの1人で米ニューメキシコ大学(University of New Mexico)の博物館の学芸員、カール・アギー(Carl Agee)氏は、「火星隕石の一部はガラス状物質の中に火星の大気を閉じ込めている。研究室で熱して放出させ、測定する大気は、火星探査機が火星で測定する大気に等しい」と話す。

 こうした隕石は、火星に巨大隕石が衝突した際、火星の引力にとらわれない速さで火星表面から宇宙に投げ出されたかけらだと考えられる。

 チームは今後、宇宙線が隕石に刻んだ放射能の痕跡を調べる予定。この分析により、地球到達までに要した時間が分かる。恐らく数千年から数百万年かかったのではないかと推測されている。(c)AFP/Jean-Louis Santini

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 すぐに売り飛ばされる、というところはちょっと笑ってしまいましたが、宇宙の解明の研究が一歩すすむかもしれないと思うと、研究者たちにも笑みが浮かぶといいなと思いました[わーい(嬉しい顔)]




ホルスト:惑星


火星儀 MY


タグ:火星 宇宙

共通テーマ:趣味・カルチャー

土星の衛星ディオネと小粒の衛星たち、NASA [<宇宙ニュース>]


 NASAからの映像です。土星の衛星ディオネとプロメテウスとエピメテウスが並んでいます。
 衛星ディオネは、土星の衛星の中では4番目に大きく、太陽系の衛星の中では15番目に大きなものです。表面は厚い氷に覆われていますが、中心は岩石質ではないかと考えられています。
 土星探査機カッシーニのデータから、重力はないものの衛星ディオネには薄い大気がある可能性が高いそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 米航空宇宙局(NASA)が16日公開した土星の衛星ディオネ(左、直径1123キロ)とプロメテウス(中央、直径86キロ)とエピメテウス(右、直径113キロ)の画像。土星探査機カッシーニ(Cassini)が先月12日、ディオネまで約10万8000キロの地点をフライバイ(接近通過)した際に撮影した。

 じゃがいものような形をしたプロメテウスとエピメテウスは土星の輪の近辺にある。わずかに上方から撮影した土星の輪は太陽に照らされている。(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 大きさが全然違いますね[ハートたち(複数ハート)]

NASAの土星衛星探査機カッシーニのミッションの様子(http://saturn.jpl.nasa.gov/science/moons/dione/


タグ:土星 衛星

共通テーマ:趣味・カルチャー

露火星探査機、チリ沖の太平洋上に落下 [<宇宙ニュース>]


 ロシアの打ち上げに失敗した火星探査機はチリ沖の太平洋上に無事に(?)落下しました[わーい(嬉しい顔)]
 幸い、人が住んでいる大地には降り注がなかった模様です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ロシア宇宙軍は15日、昨年11月に打ち上げられ、予定軌道に乗れずに地球を周回していた同国の火星探査機「フォボス・グルント(Phobos-Grunt)」が日本時間16日午前2時45分、太平洋上に落下したと発表した。

 国営タス通信(ITAR-TASS)によると、落下地点はチリ・ウエリントン(Wellington)島の西1250キロの太平洋上。

 探査機の重量は13.5トン。ロシア宇宙庁(Roskosmos、ロスコスモス)は先月、20個から30個、計200キロ程度の破片が地上に降り注ぐとの予想を発表していた。(c)AFP/Stuart Williams

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 当初は人が住んでいる地域に落ちるのではないかとも言われていましたが、無事に(?)海に落下しました。こうして考えてみると、地球って、やっぱり、海の面積って広いんだなと思いました[わーい(嬉しい顔)]



[図解] 池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫)


世界を変えた10冊の本


タグ:宇宙 ロシア

共通テーマ:趣味・カルチャー

天の川には地球くらいの大きさの星は数十億個 生命可能性のある星も [<宇宙ニュース>]


 天の川には、地球くらいの大きさの星がそれこそ、星の数ほどあるようです[わーい(嬉しい顔)]
 そして、その数十億個の中には、地球のように生命が住める惑星が必ず一つはあるはずだとの研究発表があるそうです。
 従来は、惑星が主星に及ぼす重力の効果を測定する方法や惑星が主星の前を通過する時の光のかげりを検出する方法を行っていましたが、大きな質量のある星以外を見つけることは難しかったそうです。
 今回のパリ天体物理学研究所の研究チームでは、重力マイクロレンズ効果と呼ばれる手法を用いたそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 天の川銀河には、これまで考えられていたよりはるかに多くの太陽系外惑星があるとする論文が、11日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。この中に生命が存在する惑星が、少なくとも1つはある可能性が高まっているという。

 過去20年間、系外惑星の探索には主に2つの手法が用いられてきた。1つは、惑星が主星に及ぼす重力の効果を測定する方法、もう1つは、惑星が主星の前を通過する時の光のかげりを検出する方法だ。だが両方とも、大質量および(または)主星に近い惑星の発見に適した方法であるため、広範囲の「死角」が生まれていた。

 パリ天体物理学研究所(Paris Institute of Astrophysics)のダニエル・クバス(Daniel Kubas)教授らが率いる国際研究チームは、重力マイクロレンズ効果と呼ばれる手法を用いた。これは、主星と惑星の複合重力場がレンズのように振る舞い、背景の恒星の光を増幅させるかを見るもので、背景の星がわずかに明るさを増せば、レンズの役割を果たしているその主星には惑星があるということになる。

 この手法では、地球ほどの小ぶりな惑星も、主星から遠く離れた惑星も、検出可能だ。

 チームは6年間、オーストラリア、南アフリカ、チリなどの地上望遠鏡を使って、数百万個の星を調査。太陽・金星~太陽・土星間に当たる、主星から7500万~15億キロの範囲で、地球の5倍以上の大きさを持つ惑星を探索した。

 この間に系外惑星を新たに3個発見しただけでなく、計算の結果、天の川銀河では恒星1個につき平均1.6個の惑星があるという事実も明らかになった。これが他の銀河系にも当てはまるかは不明という。

 なお、観測した恒星の6分の1は木星程度の質量の惑星を持ち、2分の1は海王星程度の質量の惑星を持ち、3分の2は地球質量の10倍以下のいわゆる「スーパーアース」を持っているという計算になった。

「天の川銀河には、地球と同程度の大きさの惑星が数十億個はありそうだ」とクバス氏は話す。

■主星が2個ある惑星もどっさり?

 なお、同じ号には、2個の主星の周りを周る「周連星惑星」も、これまで考えられていたよりはるかに多いとする論文が掲載された。米サンディエゴ州立大(San Diego State University)のウィリアム・ウェルシュ(William Welsh)氏らによると、こうした惑星は数百万個ほど存在している可能性があるという。(c)AFP/Marlowe Hood

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 地球と同じモノを探さなくても、とも思いますが、宇宙には、太陽となる主星とそれを巡る惑星もたくさんあるようです。
 その中には、実際に生物がいるかもしれないし、地球とは想像がつかない方向に進化をしているかもしれないと思うと面白いなと思いました[わーい(嬉しい顔)]
 宇宙の中にはひょっとしたら、スターウォーズな世界がある星もあるかもしれませんが、何百、何万光年とかかる星に実際に地球の人間が到達できる時代がくるまでは、まだまだかなとも思います。





スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]


MIMOBOT(ミモボット)ヨーダ by スターウォーズ 8GB USBメモリー



共通テーマ:趣味・カルチャー
前の10件 | - <宇宙ニュース> ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。