頭が二つあるカメがウクライナで展示中 [<動物NEWS>]
残念ながら日本では見ることはできませんが、ウクライナでは、頭が二つあるカメが2ヶ月間、展示されています
二匹のカメが結合されてしまったもので、上半身である頭(脳)と心臓、前足は自前(?)のものですが、腸や後ろ足は共有(?)のようです。
どちらの頭もそれぞれ個性があり、食べ物の好みも違うそうです。
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ウクライナの首都キエフ(Kiev)の博物館で、頭が2つあるヨツユビリクガメが展示されている。
「厳密に言うと、頭が2つあるのではなく、2匹のカメが結合しているのです」と動物学者のユーリ・ユラヴリコフ(Yuri Yuravliov)氏。「このカメは雌で、頭と心臓が2つ、前脚が4本ありますが後脚は2本。腸は1つだけです」
取材したAFPの記者によると、このカメは5歳で、幅が約12センチのハート型の甲羅を持っている。2つの頭はかなり異なっており、餌の食べ方も違うという。左の方が活発で緑色の餌を好むが、もう一方の頭はニンジンやタンポポの花など鮮やかな色の餌を好むという。
ヨツユビリクガメの寿命は50~60年程度。このような個体は珍しく、自然界ではあまり長く生きることはできないが、このカメは生まれたときからあるウクライナ人が自宅で飼っていた。このカメは2か月間の予定で展示される。(c)AFP
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ヨツユビリクガメはリクガメです。別名、ホルスフィールドリクガメ、ロシアガメ。
穴掘りが大好きな20センチくらいの大きさのカメだそうです。
元気に長生きして欲しいなと思います。
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