SSブログ

かんきつ類は脳卒中の予防にもリスク低下にも良いかも [<健康NEWS>]


 ビタミンCが脳卒中のリスクを減らし、さらにフラボノイドが血管機能の向上や抗炎症作用の予防をしているため、オレンジやグレープフルーツなどのかんきつ類の果物が、脳卒中によいようです。
 また、果物のフラボノイドは、2型糖尿病や心臓病リスク増につながる肥満やメタボリック症候群の予防効果があるそうです。
 なお、今回の被験者は女性です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 オレンジやグレープフルーツなど、かんきつ類を日常的に食べる女性は、脳卒中の原因となる血栓リスクが低くなる可能性があるとの研究結果が23日、米国心臓協会(American Heart Association)の学術誌「脳卒中(Stroke: Journal of the American Heart Association)」に発表された。

 英イーストアングリア大学(University of East Anglia)医学部のエーディン・カシディ(Aedin Cassidy)教授(栄養学)率いる研究チームは、女性6万9622人を含む米国の看護士を対象に4年ごとに行った食生活に関する調査データ14年分を検証し、摂取した食物についての詳細な報告を調査した。

 調査の目的は、野菜や果物に含有されるフラボノイドの効能を調べることだったが、典型的な米国人の食事に含まれる6種類のフラボノイドの総摂取量では脳卒中予防効果に変化は見られなかった。一方で、果汁を含めオレンジやグレープフルーツを多く摂取していた人では、脳卒中リスクが19%低下していることが分かった。

「野菜や果物、厳密に言えばビタミンCの摂取が、脳卒中リスクの低下に関連している。フラボノイドは血管機能の向上や抗炎症作用といった面で予防効果があるとみられる」とカシディ教授は述べ、糖類の過剰摂取を防ぐためジュースを避けつつ、オレンジやグレープフルーツを多く食べるよう女性たちに呼びかけている。

 これまでの研究では、かんきつ類に含まれるフラボノイドに、2型糖尿病や心臓病リスク増につながる肥満やメタボリック症候群の予防効果があることが示唆されている。(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「朝の果物は金」と言われているように、昔の人は科学的な名称を持って説明することはできないけれども、長年の観察や経験によって得た知恵は無視できないものもあるんだなと思いました。
 果物は体に良い、ということなのでしょうね。もちろん、果物には果糖などが含まれているため、カロリーは高めですが、カロリーだけではわからない栄養素等もたっぷり含まれているため、総合的に見れば、砂糖たっぷり、脂肪たっぷりの菓子とたとえ同カロリーだとしても、体にとっては意味が全然違うようなものなんだなと思いました[わーい(嬉しい顔)]



四季の果物 (旬の食材)


タグ:健康 果物

共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。