トマトの成分、中性脂肪減らす 京大がマウスで確認 [<健康NEWS>]
マウスでの実験結果なのですが、すでにスーパーなどではトマトが品薄状態に。
原因は、トマトの成分の中には血液中の中性脂肪の値や血糖値を下げる働きの「13―oxo―ODA」が発見されたそうです。
単純計算でマウスの結果から算出した分量を人間でなおすと、毎食トマト2個か毎食時200ミリ・リットルのトマトジュースを飲む必要があるのだそうです。
カロチンやリコピンの抗酸化作用だけではなく、脂質異常にも効果があるかもしれないようです。
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肝臓内の脂肪を燃やして中性脂肪を減らすトマトの成分を京都大の河田照雄教授らが見つけ、マウスで効果を確かめた。トマトですでに知られている成分にはなかった効果だという。健康食品などへの応用が期待される。米科学誌プロスワンで10日発表した。
トマトを食べると中性脂肪が下がることは動物実験でわかっていた。だが、その効果はリコピンなどトマトの健康成分にはなく、何が効いているのかは不明だった。
河田教授らはトマトの成分を細かく分け、脂肪を燃やす酵素をつくる遺伝子にかかわる物質を探した。その結果、脂肪酸の一種「13―oxo―ODA」がその遺伝子のスイッチになっていることを突きとめた。トマトの中でリノール酸からできるらしい。
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アンチエイジング食品としてもトマトは女性の間では大人気でしたが、ちょっと中性脂肪が気になる人にも、気になる食材になりそうです。
ただ、毎食時なのでかなりの量のトマト(またはトマトジュース)が毎日必要なようですが
タグ:トマト
2012-02-13 13:00