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横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初 [<NEWS>]


 マンションの屋上の堆積物(泥とか)から、ストロンチウムが検出されました。4~5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値が。
 セシウムは6万3434ベクレルとやはりかなり高い値が検出されたそうです。
 民間企業の分析の結果判明し、横浜市が再検査をするようです。

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 横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を始めた。

 検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めて。

 場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。

 同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。

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 いかにアスファルトが多いと思われる都心とはいえ、排水溝やビルとビルの隙間、ちょっとした溝などは多いものです。
 行政管轄の公園や校庭などは、まめに線量を測定したり、落ち葉などの掃除を徹底させているようですが、民間レベルではなかなか手が届かないこともあると思います。
 今は放射線量と発ガン性確率上昇などの因果関係はまだ不透明さがあるといわれますが、潜伏期間や生活習慣などさまざまな要素が重なる以上、因果関係を立証できるようになる頃にはすでに遅いのではないかなと思ってしまいます。
 おそらく国も東電も誰も助けてくれないと思うので、今からでもできることを自分自身で心がけていくのがいいかなと思います。せっかく、こういうデータがあることを認識し、悲観的な研究ではこうだけれども楽観的な研究ではこうとも言える、と比較しながら、まずは日々の食生活や健康管理から見直していくことも大切ではないかなと思います。
 


延命医療と臨床現場―人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学

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東京・神奈川含む汚染マップ公表 一部で1万ベクレル超 [<NEWS>]


 東京・神奈川の汚染マップが文部科学省から発表されました。調査は9月14~18日です。
 奥多摩の県境の山林がやや高めです。ホットスポットと呼ばれる千葉県柏市や松戸市と同じくらいの汚染濃度で、1平方メートルあたり6万から10万ベクレル、毎時0.2から0.5マイクロシーベルトです。葛飾区と江戸川区の東部、県境のあたりもやや高めです。
 今後は青森県や愛知県、福井県まで測定範囲を広げるようです。

 文部科学省 文部科学省による東京都および神奈川県の航空モニタリングの測定結果についてPDF(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/10/1910_100601.pdf

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 東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染について、文部科学省は6日、航空機から測定した放射性セシウム134と同137の土壌の蓄積量について、東京都と神奈川県を加えた汚染マップを発表した。東京は葛飾区や奥多摩町、神奈川では山北町など一部で比較的高い汚染が確認されたが、首都圏での広がりは見られなかった。

 調査は9月14~18日、上空から放射線量を測定。地上の数地点で実際の土壌の濃度も調べ、両者の値から積算量を算出した。

 放射性物質の量が半分になる半減期はセシウム134が2年で、137は30年。長期に影響がある137だけの土壌の蓄積量でみると、1平方メートルあたり3万~6万ベクレルだったのは、東京都は葛飾区と奥多摩町の一部で、神奈川県ではなかった。東京では葛飾区や奥多摩町に隣接する江戸川区、足立区、檜原村などの一部で1万ベクレルを超えたが、それ以外はほとんどが1万ベクレル未満だった。神奈川では山北町、相模原市緑区、清川村の一部は1万ベクレルを超えたが、それ以外の地域は1万ベクレル未満だった。チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。ただし強制避難の基準は55万ベクレル以上。

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 なぜ東京や千葉などの水道水が一時放射性ヨウ素の値が跳ね上がって物議をかもし出したかが理解できるマップのように思えます。
 当初の取り決めどおりにもっと早くSPEEDIの公開が早ければ、食物等の汚染レベルも変わっていったかもしれません。そして、これを知っていたから、安全だと言っていたわりには首をかしげるほど厳しい出荷制限を当初をかしていた理由もわかるような気もするなと思いました。


 8月30日発表の文部科学省 放射線量等分布マップ PDF(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/11555_0830.pdf




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ストロンチウム、最大で事故前の6倍検出 文科省調査 [<NEWS>]


 文部科学省の調査で、ストロンチウムの値が事故前の6倍の検出があった地域があったことを公開しました。
 ストロンチウム90の半減期は28.90年です。ウランの核分裂により発生する放射性物質です。
 放射性ヨウ素やセシウムはさんざん耳にした人は多いかもしれませんが、今回の原発事故でプルトニウムやストロンチウムの名前は聞いたことがなかった人もいるかもしれませんが、ビキニ環礁水爆実験の際に騒がれていたストロンチウムが検出されないのは不思議だなと思っていた人もいるかもしれません。
 

リンク先は文部科学省内のPDFです。
 文部科学省によるストロンチウムとプルトニウムの核種分析の結果について(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0930.pdf
 文部科学省 福島第1原子力発電所の事故に係る陸土及び植物の放射性ストロンチウム分析結果(平成23年3月16日、17日、19日) (http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/15/1304935_0412_1.pdf
 文部科学省東日本大震災関連情報(http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/index.htm

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 東京電力福島第一原発の事故で放出されたストロンチウムとプルトニウムについて、文部科学省は30日、周辺の土壌の汚染マップを初めて公表した。ストロンチウムの沈着量は原発の20キロ圏内と北西で高い傾向だった。過去の大気圏内核実験で国内に降りそそいだ放射性物質の測定の最大値の6倍のところもあった。事故によるプルトニウムも原発の敷地外で初めて検出したという。

 調査は6月から約1カ月間、福島第一原発から100キロ圏内で土壌を採取。福島県内と県境の他県の市町村(59カ所)と原発周辺(41カ所)の計100カ所で、両物質の1平方メートルあたりの核種の量を分析。1980年代までの大気圏内核実験で日本に降った放射性物質の量と比べた。

 その結果、ストロンチウム90(半減期約30年)が最も高かったのは福島県双葉町(20キロ圏内)の5700ベクレルだった。文科省が1999~2008年度に全国で測定した最大値950ベクレルの6倍。950ベクレルを上回ったのは8カ所あり、7カ所が20キロ圏内と北西方向に集中した。

 プルトニウムは238の最大値が4ベクレル、239と240が計15ベクレルで、いずれの地点でも事故前の観測での最大値を下回った。ただし、原発30キロ圏内と北西の6カ所で検出されたプルトニウムでは、核実験で検出されにくい238の比率が高いことなどから、今回の事故で新たに沈着したことが確認されたという。事故後これまでに福島第一原発の敷地内でしか、検出されていなかった。

 文科省は、最大値が検出された地点に50年間滞在した場合の被曝(ひばく)線量を計算。プルトニウム238は0.027ミリシーベルト、同239+240とストロンチウム90はともに0.12ミリシーベルトだったという。

 文科省は「プルトニウムやストロンチウムの沈着量はセシウムに比べ非常に小さい。今後の被曝の影響評価や除染対策はセシウムに着目するのが適切」としている。

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 ストロンチウムは、ビキニ環礁水爆事故実験で、近海の魚にストロンチウム90が含有されているため食べることができなかったことを思い出した人もいるかもしれません。
 ストロンチウムはカルシウムと似た構造なので、体がカルシウムと勘違いして吸収してしまうことによって、骨や歯に蓄積しやすく、造血作用にも影響があるため、骨腫瘍や白血病になりやすくなるといわれています。
 ちなみにプルトニウムも骨や肝臓などに蓄積されやすいものです。
 チェルノブイリ事故でもストロンチウム90が検出されていまし、冷戦時代の核実験の際にもおそらく世界中に飛散されています。
 
 WSJの日本語版のこのページに炉心融解で漏出する物質のうち、他の元素と構造が似ていて体内に吸収されやすい一番危険な放射性物質として、「ヨウ素131」と「セシウム137」「ストロンチウム90」をあげています。
 ストロンチウムは、水や食品などから吸収される可能性があります。
 ストロンチウムの分析は、放射性ヨウ素やセシウムよりも難しいのだそうです。
 体内に吸収されることが一番問題なので、地面などに手を触れたりした場合は特に手洗いなどを徹底したほうがいいかなと思います。
 プルトニウムやストロンチウムが実際に微量とはいえ拡散されていることが事実としてわかっただけでも、今回の公表はよかったのではないかなと思います。放射性物質は体内では蓄積されていくものなので、ほんのちょっとでも、手洗いなどで気をつけたり、落ち葉などをとりのぞいたり、など騒ぐだけではなく、今できることをしていこうと思う心構えができたのではないかなと思います。
 放射線の線量の数値よりも、どのような放射線汚染物質が検出されたのか、の方がどうやら重要なことのように思えます。


リンク先は文部科学省内のPDFです。
 文部科学省によるストロンチウムとプルトニウムの核種分析の結果について(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0930.pdf
 文部科学省 福島第1原子力発電所の事故に係る陸土及び植物の放射性ストロンチウム分析結果(平成23年3月16日、17日、19日) (http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/15/1304935_0412_1.pdf
 文部科学省東日本大震災関連情報(http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/index.htm



水爆ブラボー―3月1日ビキニ環礁・第五福竜丸 (母と子でみる)



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飯舘村などでプルトニウム検出、福島第1原発の敷地外で初 文科省 [<NEWS>]


 プルトニウム238までもどうやら飛散していたようです。
 原子力安全委員会がある財務省ではなく、文部科学省からの発表です。
 プルトニウムの238の半減期は約2万4000年です。

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 文部科学省は30日、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の敷地外の土壌から、微量のプルトニウムが検出されたと発表した。

 6~7月に福島第1原発から80キロ圏内の100か所の土壌を調べたところ、6か所でプルトニウムが検出された。プルトニウムは福島第1原発の敷地内ではすでに見つかっていたが、敷地外で見つかったのは今回が始めて。

 検出されたプルトニウム238の最大濃度は、原発から約30キロ離れた福島県浪江町で1平方メートルあたり4.0ベクレルだった。福島第1原発から約45キロ離れた福島県飯舘村でも同0.82ベクレルのプルトニウム238が検出された。

 文部科学省によると、日本では大気圏内核実験によるプルトニウムは以前から検出されていた。1999~2008年に日本の土壌サンプルで検出されたプルトニウム238の平均濃度は0.498ベクレルで、福島原発事故前の最高値は8.0ベクレルだった。今回の測定値は過去の測定値の範囲内であることから、文部科学省はプルトニウムによる被ばく量は非常に小さいとしている。

 プルトニウムはウランから原子炉内で生成される。専門家によると、人体に入ると長期間体内にとどまって臓器や組織が放射線を受けるため、がんなどを発症するリスクが高まる。(c)AFP

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 自然界にはほぼ存在していない(ウランの鉱石には微量に含まれていますが普通に接することはないという意味で)プルトニウムは、微量でも非常に危険な放射性物質と言われています。
 冷戦時代などのロシアやアメリカなどの核実験により、世界中にプルトニウムが拡散してしまったので、原発事故以前にも微量のプルトニウムが検出されることがあったそうですが、今回は、どうやら、原発事故由来のプルトニウムのようです。



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セシウム汚染の帯、首都圏に 千葉・埼玉の汚染地図公表 [<NEWS>]


 群馬に続き、千葉、埼玉の汚染図も公表されました。
 落ち葉が積もっている山間部などはやはり高いようです。

 下のリンクは文部科学省内のページです。
 文部科学省による埼玉県および千葉県の航空モニタリング調査PDF(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092917_1.pdf
 文部科学省による千葉県の航空モニタリング調査PDF(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/5000/2011/09/5000_0907_2.pdf

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 文部科学省は29日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、千葉県と埼玉県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、薄まりながら首都圏まで広がっていることが示された。

 両県とも9月8~12日、ヘリコプターで測った。放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137の蓄積量をみると、千葉県で高かったのは柏や松戸、我孫子、流山市などの県北部。1平方メートルあたり3万~6万ベクレルにのぼった。他は木更津市の一部を除きほぼ1万ベクレル以下だった。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。ただし強制避難の基準は55万ベクレル以上。

 文科省によると、千葉県では、原発から放出された放射性物質を含んだ雲がいったん太平洋に流れ、再び茨城県の霞ケ浦付近を通り、埼玉県境まで広がったと推測できるという。

 埼玉県では、原発から250キロ離れた秩父市の山間部の一部で3万~6万ベクレルにのぼった。放射性物質を含んだ雲が原発から南西方向に流れ、群馬を過ぎて、埼玉県に回り込み、地上に沈着したようだ。

 両県とも蓄積量の多い地点では放射線量が毎時0.2~0.5マイクロシーベルトで、このほかの多くは0.1マイクロシーベルト以下だった。学校において、校庭の除染を行う目安は1マイクロシーベルト以上とされている。

 文科省は東日本全域で航空機による測定をしている。測定を終えた県の汚染マップを順次、ウェブサイトで公表している。(佐藤久恵)

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  検査日時が9月の上旬なのですが、セシウムと一緒に半減期が短い放射性ヨウ素も拡散したことから考えると、事故当時の汚染値って・・・とつい思わずにはいられません。
 家などは雨どいなどにたまった泥などをマスクをつけたうえで取り除くだけでも、数値は下がるようなので、自分でできる範囲のことはやってみてはどうかなと思います。

 


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知りたくないけれど、知っておかねばならない 原発の真実



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マイケル・ジャクソンさん専属医の初公判始まる [<NEWS>]


 ようやく、マイケル・ジャクソンの専属医だったコンラッド・マーレーの初公判が始まりました。
 当然のことながら、弁護側と検察側は真っ向から対立しています。
 鎮痛剤プロポフォールの過剰投与が、マーレー医師の「重大な過失」によってマイケルさんを殺害したと検察が主張し、弁護側は、マイケル・ジャクソン自身が勝手に眠るために6人分に相当するロラゼパムを摂取し、さらにポロポフォールを打ったと主張しています。
 かりに有罪の判決が出た場合は、最長4年の禁錮刑となるようです。

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故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんに対する過失致死罪で起訴された元専属医コンラッド・マーレー(Conrad Murray)被告(58)の初公判が27日、米ロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所で行われた。被告はマイケルさんの不眠症を解消するため、強力な鎮痛剤プロポフォールを過剰投与した疑いが持たれている。

 検察側は、マーレー被告が「重大な過失」によってマイケルさんを殺害したと主張。一方の弁護側は、マイケルさんの自殺だったと主張し、検察側に真っ向から対立した。

■マイケルさんの遺体写真やもうろうとした音声も公開

 公判では、ストレッチャーに横たわったマイケルさんの遺体写真や、死亡する1か月半前に録音された、かなりもうろうとしたマイケルさんの音声が公開された。さらに死亡する数日前のリハーサル映像も流され、マイケルさんがワールドツアーや、「スリラー(Thriller)」のミュージックビデオの映画版製作を計画していたことも明かされた。

 弁護人は「マイケルさんが医師に知らせることなく、医師の許可なく、医師の指示に反して、死に至る行為を取った」と述べた。マイケルさんが被告の許可なく、眠るために6人分に相当するロラゼパムを摂取し、さらにポロポフォールを打ったと主張。薬の併用のせいで、マイケルさんはまぶたを閉じる時間もないほど一瞬で死に至ったと訴えた。

 被告は、手術の際に麻酔薬として使用されるプロポフォールを投与したことについては否定していないが、命にかかわる緊急時に「患者を見捨てた」ことについては否定している。この日の公判では、涙を流す場面もあった。

 検察側は冒頭陳述で、マイケルさんが文字通り被告に命を預けたことを証拠が示していると述べた。「その間違った信頼が、マイケルさんの命を奪った」と訴え、被告はマイケルさんに対する使命感ではなく、1か月15万ドル(約1100万円)という契約に心が引かれたと主張した。

 検察側によれば、マイケルさんが命を落とそうとしているその時に、被告は数本電話をかけ、マイケルさんが病気でロンドンでのコンサートはできないという報道を信じないようにと保険会社にメールまでしていたという。

 検察側はさらに、マイケルさんが死亡する1か月半前に、もうろうとした様子で被告と話した音声を公開し、被告はマイケルさんの体調を十分認識していたはずだと主張した。

 しかし弁護側は、被告はマイケルさんに懇願されたためにプロポフォールを投与したと反論。マイケルさんは「眠れなければリハーサルができない。リハーサルができなければ、コンサートができない。僕は終わりだ」と訴えたという。

 マイケルさんの両親のほか、兄弟も公判を傍聴した。裁判所の周囲には300人以上のファンが詰めかけ、出廷する被告に対し「人殺し」との声も上がった。被告に飛びかかろうとしたファンもいたが、警備員に取り押さえられたという報道もある。
 
 同裁判の陪審員は男性7人と女性5人。被告は有罪になれば、最長4年の禁錮刑が言い渡される可能性がある。(c)AFP/Michael Thurston

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セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図を発表 [<NEWS>]


 文部科学省が250キロ圏外の群馬北部でもセシウムが1平方メートルあたり10万~30万ベクレルの高い汚染度を示す県境の山林があることを公表しました。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされています。
 もっと早く公開してくれれば・・・もっと早く調査してくれれば・・・と思う人も多いのではないでしょうか。
 群馬の地図を公開されましたが、他は?その近隣は?と疑問に思う人も多いのではないかなとこの地図を見ると思いました。

 文部科学省および群馬県による航空モニタリング測定結果について(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092714.pdf) PDFです。

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 文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。

 8月23日~9月8日、県の防災ヘリコプターで測定した。汚染度の高い地域の帯は、原発から北西60キロ付近まで延びた後、南西に方向を変えて栃木県を越え、群馬県まで続いていた。文科省によると、放射性物質を含んだ雲が山地に沿って風に運ばれ、樹木や雨によって地上に沈着したと推測できるという。

 放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137で最も蓄積が多かったのは県北部。原発から約180キロ離れたみどり市や桐生市などの山間部の一部で、1平方メートルあたり10万~30万ベクレルにのぼった。250キロ離れた長野県境の一部でも3万ベクレルを超えた。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。

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 後から後から、先に言っていた「安全だ」という言葉と裏腹の情報がこぼれ落ちてくると、余計に疑心暗鬼が募り、風評が根深いものになってしまいそうにも思えてしまいます。



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上海で地下鉄衝突事故、負傷者240人以上 [<NEWS>]


 中国の上海で、信号システムの故障による地下鉄の衝突事故が起きました。
 日本人が二人ほど巻き込まれたようですが、軽傷のようです。
 豫園駅と老西門駅の間で事故が発生したようです。信号機の故障は、老西門駅の隣の新天地駅で怒りました。手動による指示だったそうですが、とまっていた列車に後続の列車が指示を見落としたのかそのまま衝突したそうです。

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 この地下鉄を運営する上海地下鉄(Shanghai Metro Company)は、「地下鉄10号線で信号故障による事故が発生し、虹橋路(Hongqiao)駅と天潼路(Tiantonglu)駅の間で運転を見合わせている。現場には警察と武装警察が出て乗客の救出にあたっている」と発表した。

 上海地下鉄によるとこれまでに約500人の乗客が救出され、負傷者は病院に搬送された。またこの事故で10号線の9か所の駅が閉鎖された。同社は負傷者の大半は軽傷だとしており、これまでのところ死者が出たとの情報はない。

 国営新華社(Xinhua)通信は地元当局が事故原因を調べていると報じるとともに、全ての乗客が救出された後でなければ負傷者数は分からないだろうと報じた。

 現場にいるAFPの記者は、老西門(Laoximen)駅周辺の道路を警察が封鎖し、数十台の救急車も見えると報告した。中国のウェブサイトは、頭にけがをした人や、意識を失ったのか床に横になった人など、負傷して血まみれになった乗客が写った現場の写真を掲載している。

 7月の中国東部浙江(Zhejiang)省温州(Wenzhou)郊外で40人以上が死亡した高速鉄道列車事故で失われた同国の広大な鉄道網への信頼を取り戻そうと中国当局が取り組んでいた中での事故となった。高速鉄道事故の調査結果はまだ発表されていないが、複数の当局者は、中国製の信号の故障が事故の原因だったと話している。

 浙江省の事故の後も列車が異常接近する事例は相次ぎ、7月には27日に事故が起きたのと同じ路線で、信号の不具合が原因で列車がラッシュアワーに逆走するという事故も起きていた。この事故による負傷者はいなかったものの、地下鉄利用者の間で安全性に警戒する声が上がっていた。(c)AFP/Bill Savadove

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 安全管理の重要性をしみじみと感じました。


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タグ:中国

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男子サッカー五輪予選 2―0で日本勝利 [<NEWS>]


 男子サッカーの五輪予選も始まりました。マレーシアに2-0で勝ちました。
 なでしこに負けじと頑張っています[るんるん]
 サッカーと言うとW杯のほうがインパクトが大きいかもしれませんが、22歳以下で戦う男子サッカーの五輪もまた楽しみです。

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 22歳以下による男子サッカーのロンドン五輪アジア最終予選が21日、佐賀・ベストアメニティスタジアムでスタート。5大会連続9回目の本大会出場をめざす日本はマレーシアと対戦。前半10分、東(大宮)の先制ゴールでリードした。前半は1―0で折り返した。後半31分には山崎(磐田)がゴールを決め、日本は2―0で勝った。

 日本の先発は次の通り。

 GK権田(FC東京)▽DF鈴木(新潟)酒井宏(柏)浜田(浦和)酒井高(新潟)▽MF清武(セ大阪)山村(流通経大)東(大宮)扇原(セ大阪)▽FW大迫(鹿島)原口(浦和)

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フランス南部の核関連施設で爆発 1人死亡、4人負傷 [<NEWS>]


 フランスの低レベル核処理施設で爆発が起こり、一人死亡したそうです。この爆発による放射能が漏れたおそれはないようですが、周辺各国は懸念を表明しています。
 建屋には損傷はないようです。核関連施設としては国内でもかなり古いほうの施設で、周辺に稼働中の原発はありませんが、近所には原子力企業のアレバのプルトニウムの処理工場があります。
 フランスでは電力の8割を原子力発電所で発電し、さらに他のヨーロッパ諸国にもその電気を売っています。

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 フランス南部のマルクール原子力施設にある低レベル放射性廃棄物処理・調整センターで12日午前11時45分(日本時間午後6時45分)ごろ、爆発があり、1人が死亡、4人が負傷した。仏原子力安全機関(ASN)は原因を調べる一方で、放射能漏れはないとして同日午後に収束を宣言した。

 マルクールは南部の都市アビニョンから30キロ離れたガール県にあり、多くの原子力関連施設が集まっている区域。爆発があったセンターはこの中にある仏電力公社の子会社が運営する施設。フランス原子力庁によると、低レベルまたは非常に低レベルの放射性廃棄物を処理する溶融炉という。直後に火事が起きたが、すぐに鎮火したという。

 ASNは朝日新聞の電話取材に「事故で負傷した4人は被曝(ひばく)していない。施設の内部と外部に放射性物質による汚染はない」と説明し、13日にも調査を担当する査察官を現地に派遣する考えを明らかにした。仏政府は、政権ナンバー4で原発問題に詳しいコシウスコモリゼ・エコロジー担当相を現地に派遣した。

 AFP通信によると、この施設の近くでは、仏原子力大手アレバが核兵器から抽出したプルトニウムを使い、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を製造している。一帯に稼働中の原発はない。

 仏内務省によると、事故時に施設にいた従業員に対し、待機や避難の命令は出していないとしている。ただ、地元紙(電子版)によると、警察は施設の一帯の立ち入りを一時禁止した。

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