SSブログ

各種ビタミンとオメガ3脂肪酸で脳の若さを維持? [<健康NEWS>]


 お年寄り対象の実験結果(平均87歳)で、ビタミンB、C、D、Eやオメガ3脂肪酸(アルファ・リノレン酸、EPA、DHA)を摂取していたグループは、ジャンクフードを摂取していたグループよりも、認知能力がよかったそうです。
 その結果、栄養素が脳に与える影響は、認知能力に対しては17%、脳の大きさに関しては37%の影響が栄養素だけでもあるようです。もちろん、教育や年齢の影響も脳は受けています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(前略)
 調査では、血液中のバイオマーカー30項目を調べたほか、被験者42人については磁気共鳴画像撮影装置(MRI)で脳の容積も測った。

 その結果、血液中にビタミンB、C、D、Eやオメガ3脂肪酸が多いと、認知能力テストの反応が速く脳も大きいことが分かった。魚類に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、アルツハイマー病の原因となる脳の収縮を抑える働きがあるとされている。一方、血液中に揚げ物やファストフードに多く含まれるトランス脂肪が多いと、認知能力テストの結果はあまり良くなかった。

 この結果から研究チームは、年齢や教育状況の影響もあるとしつつ、認知能力テスト結果に及ぼす影響の17%、脳の大きさに及ぼす影響の37%は栄養素によるとの結論を導いた。

 共著者の一人、マレット・トレーバー(Maret Traber)氏は、「食生活の改善を新年の目標にしようと考えている人がいれば、この研究は果物と野菜をもっと食べる新たな理由を彼らに与えるだろう」と話した。同じく共著者のジーン・ボウマン(Gene Bowman)氏も、「食生活をちょっと変えるだけで、脳が縮むことを防ぎ、頭脳が明晰(めいせき)なお年寄りが増えると考えると、とてもわくわくする」と期待を示している。(c)AFP

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ジャンクフードなどで過剰に摂取するトランス脂肪酸は、糖尿病などや内臓疾患だけではなく、脳に対してもあまり健康にはよくないようです。
 コーデックス委員会(FAO/WHO合同食品規格委員会)では、トランス脂肪酸を、「トランス脂肪酸:共役型二重結合が無く、少なくとも一つのメチレン基(-CH2-)によって離されたトランス型の炭素-炭素二重結合がある不飽和脂肪酸の全ての幾何異性体」と定義しています。トランス脂肪酸については、反すう動物由来と工業由来を合わせた総トランス脂肪酸の上限摂取量をエネルギー摂取量の1%未満とする勧告値が示されました。
 マーガリンやショートニングに含まれる量が多いようです。
 欧米ではトランス脂肪酸の割合の表示が義務付けられて、トランス脂肪酸が含まれていない油でフライを作るなどをしたり、ニューヨークなどでは飲食店での使用の規制など積極的に動いていますが、日本ではまだ義務付けられていません。
 食べ物だけがすべてではありませんが、週に数回は、ビタミンやオメガ3脂肪酸の摂取も忘れないようにして、適度に運動したりすることがいいんだろうなと思います。



 農林水産省 トランス脂肪酸に関する情報 (http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/
 消費者庁 トランス脂肪酸に関する情報 (http://www.caa.go.jp/foods/index5.html



「美しいまま齢を重ねたい」「いつまでも元気でアクティブに生きたい」そんな方を応援します!【NUREX ダイナミックQ10+DHA・EPA】酵母由来コエンザイムQ10を3粒中100mg含有NPO日本コエンザイムQ協会の品質認定審査合格製品送料無料 代引き手数料無料





共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。