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飯舘の放射性物質、平均値で避難基準下回る IAEA [<地震・災害>]
国際機関のお墨付き(?)です。
飯館の放射性物質は、平均値ではIAEA避難水準(10メガベクレル)を下回っています。ただし、一部地域の基準値はやや高い状態にはあるそうなので、引き続き検査を続行するそうです。
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福島第一原発から約40キロ離れた福島県飯舘村の土壌から国際原子力機関(IAEA)の避難基準を超える放射性ヨウ素131が検出された問題で、IAEAは1日、村内の複数地点で採取したヨウ素131の追加データを再計算した結果、平均値で避難基準を下回ったと明らかにした。
IAEAによると、日本政府側が3月19~29日に飯舘村の複数地点の土壌から採取した15サンプルの数値を元に、IAEAの換算式で計算。その結果、平均値は1平方メートルあたり約7メガベクレルで、IAEAの避難基準10メガベクレルを超えなかったという。
IAEA当局者は、ウィーンでの記者会見で「人間は同じ場所にとどまらず移動するため、(異なる地点のデータの)平均値がより重要になる」と指摘。その上で、飯舘村のヨウ素131について「平均値では減少しつつある」と述べた。
ただ、サンプルの中には依然として基準を超える高い数値もあるため、「日本側が引き続き注意深く調査を続けている」とした。
(ウィーン=玉川透)
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IAEAは(International Atomic Energy Agency 国際原子力機関)です。本部はオーストリアのウィーンにあり核の番人とも呼ばれます。東京にも地域事務所があります。
現在の事務局長は先日来日した天野之弥氏です。
IAEA(http://www.iaea.org/) 英語です。
タグ:放射性物質